スローガン

革新
~自己革新から、より必要とされる組織へ~

 

基本理念

地域の未来と自分の未来をイメージし、変化を恐れず主体性を持って行動しよう

 

基本方針

1.より魅力的な地域創造のため、地域の課題と向き合い、地域住民とともに意識変革を図る

2.事業の志を受け継ぎ、新たな価値を創造する革新的な事業の展開をする

3.会員一人ひとりが自己革新を意識しながら会員拡大と強固な組織作りに邁進する

 

理事長所信

はじめに

1972年、この地域を想い、この地域の発展を願い、この地域の明るい豊かな社会を築くために志高き青年達により由利本荘青年会議所が設立されました。以来、その時々の青年達は地域の未来のために時代に即した事業、そして運動を展開して参りました。この途切れることなく続いた46年という長い歴史は、地域の皆様と多くの関係諸団体のご支援、絶えることなく運動し続けてきた先輩諸兄の情熱、そして、陰で支え続けて頂いたご家族の協力の賜物であり、心より感謝申し上げます。

我々はそのすべてに感謝の気持ちを忘れず、これからも地域に必要とされる組織であり続けるために、脈々と受け継がれてきた誇りと伝統を、途切れることなく後輩達へ受け渡していく責任があります。そのためには現状に満足することなく、今何をするべきなのか、今何が必要なのかを会員一人ひとりが熟考し、今以上の組織強化をしていく必要があります。

この地域はまだまだ秘められた可能性が多くある地域です。その可能性を引き出していくのがここに住み暮らす青年としての責任であり青年会議所の義務だと思っております。そして実際に行動していくためには人の力が必要です。我々はこの地域の明るい豊かな社会を創るために、伝統を守りながらも革新し、時代に合った事業を展開することで、同じ志を持った多くの仲間を集め、更なる高みを目指して活動して参ります。

 

地域社会とJC

2017年、秋田県の人口は100万人を割り、由利本荘にかほ地域の人口は昨年と比べ1千5百人減の約10万5千人となりました。人口減少は地域産業の撤退や雇用機会の減少、担い手不足による地域コミュニティの機能の低下などに影響します。また、日本創生会議より発表された消滅可能性都市の中にはこの地域も含まれており、その背景には進学や就職による若者の首都圏への流出や未婚化、晩婚化が挙げられております。その一方で、この地域は「住みたい田舎・ベストランキング」で東北エリア部門第1位に輝き、移住・定住や地域の魅力の情報発信など様々な取り組みのなか、移住者は48組87名に至りました。この結果は、私たちが想像している以上に県内外の方々からはこの地域が魅力的に映っていることを現しております。

我々はこの地域でどのような運動をしていくべきなのでしょうか。JC運動の基本理念は「住みよいまちづくり」です。地域の課題を解決していくことが、自分たちの地域社会を良くしていくことに繋がり、積極的にまちづくりをしていくことが求められているのが我々青年会議所です。我々はこれからも永続的に地域に必要とされる組織で在り続け、革新的な事業を展開し、地域の課題と向き合うことが最も重要なことなのです。

そして、その運動が地域の魅力を今一度見直すきっかけを創出し、地域住民の意識変革につながり、さらなる魅力溢れる地域づくりへと前進していきます。地域をより魅力的なものにしていくのはそこに住み暮らす私たち一人ひとりなのです。

 

事業の革新と地域からの信頼 

我々がこれからもこの地域に永続的に在り続けるためには、事業を単に時代の変化に即した内容に変えていくだけではなく、我々にしか出来ない新たな価値を創造していくことが必要です。そのためには、なぜその事業が開催されたのか、なぜ継続して実施しているのか、伝統や歴史を会員一人ひとりが再認識してくことが重要です。我々が引き継いでいくのは事業そのものではなく、事業に対する志なのです。

由利本荘青年会議所の二大事業の一つである菖蒲カーニバルは今年で33年目を迎えます。地域の発展のために始まった事業が今では本荘川まつり花火大会と同じく定着し、地域の皆様から親しまれる事業となりました。しかし、事業開催当初の目的である地域の魅力を発信し、交流人口のさらなる増加へ繋げられているかという点においては、まだまだ可能性があります。また、国際交流事業は今年で37年目を迎えます。JCI Korea Yangsanとの絆はさらに強くなり、会員同士が毎年心を通じ合わせながらより深い親交を築いております。日韓絵画交流事業では地域をテーマとした絵を描くことで児童の郷土愛を醸成し、韓国の児童と絵画の交流をすることで児童の国際交流感覚を養っております。しかし、地域からの認知度という点においてはまだまだ可能性があります。継続されてきた両事業だからこそ、新たな可能性を見出し、事業革新を図り、事業の目的と我々の想いを地域住民に発信し、理解を得ることで、地域からの信頼へ繋げなければなりません。

これからも関係諸団体と行政とさらなる連携を取り、より地域に必要とされる事業を展開していくことで、地域と組織の永続的な発展を目指して参ります。

 

自己革新による会員拡大と組織強化

昨年、全国の会員の平均在籍年数は4年5カ月となりました。私自身、入会から卒業までの年数は4年6カ月です。しかし、短い時間の中でも得るものはたくさんありました。同じ志を持った20歳から40歳までの世代で構成される青年会議所は、JC活動やJC運動を通じて会員同士が互いにぶつかり合いながらも分かり合い、時に悩みや喜びを共有し、その深い交流の中で会員一人ひとりが成長していくことが出来る団体です。

また自分の成長と同時に自分の会社を大きく成長させた会員も数多くおります。青年会議所で自分の能力を高め、その高めた能力を企業で発揮し、企業の成長へと繋げ、そこから生まれる安定した雇用の創出は最大の地域貢献であると私は確信しております。我々はこの学び舎に多くの同志を集めていくことで、さらなる地域貢献へと繋げることが出来るのです。そして会員全員で行う会員拡大活動は組織を活発にしていくためには必要不可欠であると同時に、我々の結束力を強め、組織をより強固なものとします。会員一人ひとりがJC活動の中で目標を持ち、主体性を持ってJC運動に取り組むことで自己革新を図り、地域のリーダーとして成長した会員が多くの人を巻き込むことによって、さらなる会員拡大と組織強化へと邁進して参ります。

 

結びに

 2014年7月、由利本荘青年会議所に入会して以来、たくさんの経験と多くの出会いがありました。菖蒲カーニバルの運営やJCI Korea Yangsanメンバーとの交流、秋田ブロック協議会に出向させて頂いた貴重な経験、そしてたくさんの素晴らしい仲間とのかけがえのない出会いが自分を成長させてくれました。この経験と出会いは青年会議所すべての会員が得られる恩恵だと確信しております。

そして、この青年会議所という組織は、会員一人ひとりの入会に至る動機や職業、育った環境、価値観が違うにも関わらず、全員が一つの目的に向かって本気になれる組織です。この素晴らしい組織にいることに誇りを持ち、明確な目標意識と主体性を持った仲間と力を合わせ、明るい豊かな社会を築くために革新して参ります。

 

公益社団法人由利本荘青年会議所
2018年度理事長 安倍 一毅